長物アルミ定規が同一方向に進行することによって床レベル精度の平坦性と安定性を向上させます。タンパー及びブリッツスクリードを併用することにより、再振動効果が得られ、コンクリート中の気泡や空隙を除去し、クラックの抑制効果があります。
両端のレールにトラス型均し機を設置し振動を加えながら同一方向に向かって一定のスピードで定規摺りを行うことでこれまでになかったムラのない均しが可能になり、 均しによるヘコミや膨れがなく、図の通りトンボを通しても照明を当ててもレベルの良さや平滑さが目視でも確認できます。

コンクリート床は施工条件、施工環境、温度や湿度などの外的な要因も含めてひび割れや耐久性能に影響を及ぼす可能性は大きいのですが、 どのような環境や外的要因においても必ずといって良いほど改善策や利点を活かした施工方法があります。弊社では過去の事例とコンクリートの基本を忠実に遵守し、 その現場にあった工法をご提案しております。顧客の抱えるコンクリート床への課題を大きく改善するひび割れ抑制、耐久性向上のノウハウを日々駆使しています。


コンクリートをかっぱいでトンボや定規で摺り均し、表面を手押えで行うのが一般的でした。 これでは作業人員削減どころか増員を要求されたりコンクートのワーカビリティ(作業性)を改善したりと品質以外の検討項目が増えるのは経済的、 社会的背景からも不本意だと考えます。ブリッツスクリードで均し、 トロウェル(機械ゴテ)で仕上げるというオール機械化による床仕上げのオートメーション化を図ることが 品質向上と省人化による次世代のコンクリート床において欠かせない工法になると弊社は考えています。
ブリッツスクリードはレール又はアングルやH鋼など、ブリッツスクリードのトラスが精度よく一定方向に進行出来る環境が必要です。 またレールやアングル等のレベルが一致しないと床レベルもズレることになりますので留意が必要です。

ブリッツスクリードを行う際のレール幅は通常で10m程度ですが、20mに延長することも可能です。 物流倉庫などの場合はどの程度までのレール幅が必要か事前に検討する必要があり、トラスを20m以上設置する際は施工前にたわみなどのテストを行ってから施工いたします。 ブリッツスクリードを採用する際はレールやアングルの幅によって施工面積や打設回数が変わります。


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工事も対応可能
レンタル価格
22,000 円〜(税込)